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【コーディネイター解説】提携ショップ vs 提携外ショップ レンタルするならどっちが安い!?

最新情報 失敗しないドレス選び 不安なく美しい花嫁に

結婚式の中でも女性が一番胸弾む準備のひとつは、衣裳選び。デザインや素材、ボリュームなどネットやSNSでも多くの情報があり、どんなデザインにするかウキウキ!ワクワク!!

ドレスレンタルショップは市内にも数店ございますし、実は、普段のお洋服のように自分の好きなショップでどこでもレンタル出来るという訳ではありません!!ほとんどの式場は、ドレスショップと業務提携を結んでいるか、自身で衣裳部門をもっているので、提携ショップで衣裳選びする事を勧められます。

ただ、ドレスショップにもそれぞれのコンセプトがあり、取扱っている商品も様々です。提携ショップの中に『運命の一着』が見つかる保証はありません。
そして何より!夢に見た憧れのドレスを決めるのに立ちはだかるのが【 お金 】の問題。

今回のブログでは、提携ショップと提携外ショップのお衣裳代について解説していきます。盛りだくさんですが、なかなか聞くことのできない とっても大切なことなので、ぜひ最後までお読みください。

ポイント1 パックプランは実は予算オーバーになりがち!?

式場提携ショップの場合、式の費用に衣裳代も含まれるパックプランが主流となっています。結婚式の見積の中にドレスやタキシード、和装の基本料金が含まれており、とてもリーズナブルな価格にお得感を感じる方も多いはずです。

しかし、いざドレスショップへ衣裳選びに行くと、プラン対象の衣裳は数点で、ほとんどが追加料金だったり、デザインが少し古臭かったり、ご自分のサイズが少なかったり…なんて事もよく耳にする話です。最新のデザインや上質な素材の商品を見ているうちに、プラン内の衣裳では納得できず、良いものを選びたくなるもの。

衣裳代は、結婚式アイテムで最も高額なものの1つ。着たいデザインを選ぶと一気に予算オーバーになる可能性もあるのでご注意ください。

ポイント2 提携外ドレス専門ショップで探すと意外にリーズナブル!種類も豊富!

ドレス選びは「ショップ選び」から始まります。ご自身のことをよく分かってくれるコーディネーター、希望を叶えてくれるドレスの種類があるショップを見つけることが大切です。ショップは大きく分けて2つ。式場内にあり、式場の管理下にある「衣裳部門」と衣裳だけを専門に扱い、様々な式場の衣裳を取り扱っている「ドレス専門ショップ」です。「ドレス専門ショップ」も式場指定の提携しているショップと提携していないショップとあります。

式場内の「衣裳部門」の場合、他のショップと比較検討できない、つまり選択肢が他にない というケースが多いのでご契約前によく確認する必要があります。

また、私ども「専門ショップ」から見ると、式場内の「衣裳部門」は、オーソドックスなデザインが多い印象です。衣裳がメインではなく、また、他のショップから持込む方が少ないので、商品の入替わりが少ないのかもしれません。ですから<ポイント1>でお伝えしたような「デザインが少し古臭い」という事が起きてしまうこともあり得るわけです。HPやインスタの日々のウェディングレポートでは、新入荷の人気ドレスが続いて登場している…なんてことも見かけます。

一方、「専門ショップ」は、国内だけでなく海外の最新トレンドにも目を向けて幅広いデザインをラインナップしている場合が多く、国内ブランドは勿論、人気のインポートドレスを多く取扱っています。また、デザインだけでなく素材やディテールにこだわって、様々な花嫁様のご期待に応えるよう品揃えしているのが専門ショップです。


そして何より、様々な式場のお客様を取り扱っている人気「専門ショップ」は、意外と、上質なのに《リーズナブル》なドレスがあり、お客様の様々なニーズに応えています。ショップによっては  10万円 でウエディングドレスをレンタル出来ることも。専門ショップですから、10万円 だからといって、デザインが古臭かったり、素材が安っぽいという訳ではないはずですが、試着の際にはしっかりと確認をしてみましょう。

お店によってはアクセサリーやヘッドドレス、パンプスといったドレスを着用する際に必ず必要なアイテム全て、追加料金がかかる場合がある一方、ドレスレンタル料にアイテム一式が含まれている良心的なショップもあります。

アイテムだけで2~6万円程 あとから追加になり、結局、予算オーバーとなるケースも。このあたりも、事前に問合わせておくと安心ですね。

デザイン、種類、費用など少しでも気になることがあれば、式場「衣裳部門」、式場指定の提携ショップだけでなく、提携していない地域の有名「ドレス専門ショップ」で試着を体験し、しっかりと比較検討してみましょう。

ポイント3 ネット購入ドレスの落とし穴!!!

最近では、インターネットやSNSでドレスを購入できてしまう時代です。数万円のドレスもあり価格もリーズナブルなものが多くあります。「写真で見る限りデザインも好みで素材感も良さそう!!」と購入したものの…届いたドレスは全然イメージと違う!なんて事もありますよね。

ネット、SNSでのドレス購入で注意すべきは3つです。

①サイズ

ドレスのサイズと普段のお洋服サイズは違います。レンタルドレスだとショップでサイズの お直し をしてくれますが、購入したドレスだとドレスショップは お直し をしてくれません。サイズが合っていないドレスでは当日動いた時にドレスがズレてしまう事になります。

また、身長の違いによりスカート丈が長すぎてバランスが崩れ、スタイルが悪く見える原因にもなってしまいます。写真で見たサンプルは、一般的に身長170㎝程のモデルが着用しているため、ドレス丈もぴったりで当然スタイルは良く見えます。サイズの中でもスカート丈はとても重要なポイントです。

②素材・クォリティー

ドレスを長年扱っているベテランコーディネイターでもドレスの素材感を写真で見抜くことは難しいと言えます。光の当たり具合で良くも悪くも見えるからです。チュールやサテン、オーガンジーなど写真では綺麗に見えても実物はパサつきがあり安っぽいことが多いので気を付けましょう。特にリーズナブルなドレスは注意が必要です。安いものには何か理由があるはずです。

③付属アイテム

ドレスはリーズナブルに購入し、素材やサイズも条件をクリアしても、次の壁となるのがドレスに必要な「アイテム」です。ドレスを着用するためには様々なアイテムが必要になります。ベールやアクセサリー、ヘッドドレス、グローブにパニエ、パンプス、補正具等々…このアイテム無しにはドレスのコーディネイトは完成しません。

ネット販売の場合、ドレスは単品購入が基本なのでアイテムは付属品として付いていません。アイテム購入もするとなると、更に時間がかかる上、料金はさらに上がり、結果的に予算オーバーになることも。

更に、ベールやグローブ、パニエ、補正具類は何処でも購入出来るものではありません。その点、レンタルドレスだと基本的にアイテムはドレスショップが準備してくれて、尚且つ、ドレスに合うものを提案もしてくれるので、完璧なコーディネイトが完成します。想像以上にたくさんの壁があるのがネット購入です。

ポイント4 会場見学と合わせて事前チェックと確認で安心のブライダル準備

このブログを読んで『式場提携外のドレスショップも検討してみようかな!』とお考えの方は、式場ブライダルフェアや会場見学の際に次の事を事前に確認しておくと良いでしょう!

【 提携衣裳店について 】
 1) プラン内のドレス枚数
 2) 平均ドレス価格
 3) ドレスの付属品と準備品

【 ドレス持込みについて 】
 1) 持込料金
 2) 持込む際のプラン金額の変化

以上の事を確認しておくと、いざドレス選びをする際に悩んだり、不安になることなくお衣裳選びを楽しめるはずです!!


一生に一度の大切な一日です。特に女性にとっては憧れのウエディングドレスは自身の気分を上げるか下げるかを大きく左右するアイテム。式場提携のドレスショップで満足されるかもしれませんが、更にご自分の満足度を少しでも広げるなら、提携外の専門のドレスショップでのお衣裳選びのご経験が、とてもお役に立つと思います。

是非、納得できる価格で運命の一着を見つけて、結婚式当日を素敵な笑顔で迎えていただけますよう、お祈りしています。

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